消費者体質
医療・介護・教育などの分野で専門家にお世話になる場合、たいていお金を払ってサービスを受けることになる。
そこで専門家と良好な関係を築いてうまくお世話になれる人がいれば、そうでない人もいる。
うまくお世話になるためにはどうすればいいのだろうか。
資本主義経済社会において、私たちはすっかり消費者体質になってしまっていると思う。
しかしながら、医療・介護・教育などの分野で消費者として振る舞うのは決して賢明なこととは言えない。
人が精神的・経済的に自立するのは大事なことだろう。
誰かにべったり依存してしまうのはいかがなものかと思う。
かと言って、人に世話になることを嫌って孤立するのもどうかと思う。
人が「自立する」とはどういうことなのか、日頃からよく考えておきたい。
